2018年11月05日

トレーラーの車庫入れ

トレーラーのバック・車庫入れは難しい、という話をよく聞きますが、
最近、僕は車庫入れがわりかし得意なような気がしています。

きちんと誘導さえしてもらえば、バックで人は死なない。だけど、前へ引っ張るときは簡単に人は死ぬ。後退は3年だけど、前へ引っ張る技術は一生かけて体得するものだからね。


というわけで、トレーラーのバックなのですが、トレーラーのバックは、トレーラーが短ければ短いほどむずかしいです。誤植ではないです。短い方がむずかしい。というのは、長いのは動きが落ち着くけど、短いのはくるんくるん向きをかえるので方向が定まりにくい。僕もトレーラー長くなって、後退がうまくなったような気がしたからね、やっぱりそうなんだと思うよ。


まず、直線バックを考えます。トレーラーの場合、まっすぐ後ろへ押してもトレーラーが微妙に向きをかえてきます。常に修正舵をあてていかないとまっすぐ下がれないのですが、このとき、どっちの方向へ舵を切るか。これは、両方のミラーを見て、トレーラーの側面が見えている方向へハンドルを切るとまっすぐになります。ちょこっと見えたらすぐにちょこっとハンドルを切ってあげるようにしないと蛇行しますし、角度がつきすぎると後退の中での復元は困難で、いったん前へひっぱって角度をまっすぐにしてあげるという作業が必要になります。

続いて、基本となるL字(直角)に曲がる車庫入れですが、右と左で難易度が違います。右のほうがやさしいので右を考えていきたいと思います。左も基本的にやり方は一緒ですが、安全確認が難しくなるので、右か左か選べる場所なら、右バックを選んだ方が得策でしょう。

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1)最初に、きっかけを作ります。曲がりたい方向と反対にハンドルを切るので、右バックの場合は、左へハンドルを切ります。

2)その状態で、ほんの少しうしろへ押して、「ちょこっとだけ」角度をつけます。5度も角度がつけば十分なので、押しすぎないよう注意します。

3)ハンドルをまっすぐにして、さらに軽く押します。

4)右の窓から軽くトレーラーの側面が見えるくらい、30度くらいの角度がついたら、軽く右へハンドルを切って、この角度を維持します。まっすぐになりすぎたら、再度左へハンドルを切って角度を増します。角度がつきすぎ「そうになっ」たら、少し右へハンドルを切って角度がつかないようにします。

5)トレーラーが入れたい向きのすこし手前(目標の角度まで30度くらい残っている状態)にきたら、ある程度いっぱい右へハンドルを切って車体とトレーラーを一直線にします。

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1)はあきらかに普通車の車庫入れと違うからめっちゃみんな意識するし、これができない人はいないと思います。だけど、車庫入れのキモは、そこではない。その先でどう車体とトレーラーの間の角度を管理するかなのです。

トレーラーの車庫入れで、どんな感覚を身に着けたらいいか、というと、トレーラーと車体の角度をある程度一定に維持したまま(右バックだったら軽く右にハンドルを切った状態で後ろへ押していく)ところの感覚だと思います。
本当にうまい人は4)のところでほとんど修正舵をあてずに、ハンドルを一定に保ったまますっと車庫に入れるものですが、その境地にたどりつくまでにはかなり練習が必要で、実際にはかなり右へ左へハンドルを切ることになると思います。

だいたい初心者さんがつまづきやすいところは、トレーラーと車体との角度のつけすぎじゃないかと思います。角度をつけすぎると、トレーラーが曲がりすぎてしまう。こうなるともう後退したままでは戻せないので、前へ引っ張ってトレーラーと車体をなるべくまっすぐにしてあげます。
あと、5)の体制に入るのが遅れると、やはりトレーラーは曲がりすぎてしまいます。曲がりすぎたらもう戻せないので、少し早いかなくらいのタイミングで5)に入って、トレーラーが曲がりきらないときは左へ修正舵を切って事後にまげてあげるようにするとよいでしょう。
posted by wakky at 18:36| Comment(0) | 運転技術
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